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Google 日本語入力から ATOK に乗り換えてみたメモ
最近 Google 日本語入力の変換があまり賢くないです。
前はちゃんと変換できていた気がするのですが、近頃は妙な候補が一番上に来て誤変換が頻発するようになってしまいました。
Slack でやりとりしたりドキュメント書いたりと、仕事する上でも「日本語変換」は結構ウェイトを占める作業なので、ここの精度は生産性に直結します。
Google日本語入力の本家はちゃんと更新されてますが、OSS 版の Mozc は数年前に更新止まっていたり不穏な雰囲気を感じるので、ちょっと乗り換え先検討してみようと思い、有償の ATOK を使ってみることにしました。
30日お試ししてみてのメモ書いておきます。
## 良かった点
### 30日間お試し
1ヶ月間の無料体験がついていたので、12月中会社の Mac に導入して ATOK がっつり使ってみました。
30日もあると設定含めてしっかり試せるので助かります。
### 変換がまあまあ賢い
使ってみた結果、Google IME を使ってて感じるストレスを 100 としたら、ATOK だと 30 くらいの体感です。
常に快適というわけではないけれど、ある程度文脈を読み取って適切な候補を返してくれてます。
![](https://kimihiro-n.appspot.com:/photo/show/1578569288322377739.jpg)
Google と比べるとアニメとかの単語弱いかなと思ってたのですが、ATOKのオンラインサービスを利用すると最近の単語がちゃんとアップデートされることに気づきました。
「図鑑NEOメーカー」とかタイムリーな話題も頑張って追従してる感じがあります。
あとは「ら抜き言葉」を自動で直してくれたりする校正機能はありがたいです。
### 10台までつかえる
月額のサブスクリプションモデルなのですが、月300円で10台まで利用できるようになります。Mac でも Windows でも (Android でも) 使えるので作業環境まるごと統一できるのはメリットです。辞書とか変換履歴のクラウド同期もついています。
## 微妙な点
### よけいなソフトウェアいっぱい
IME を入れたいだけなのにわさっと入るのがつらいです。
Windows だとこんなもんか感もあるのですが、Mac でも同じように複数のツールがインストールされるので Application 一覧が占拠されてしまいます。
あとは初回だとポップアップもポコポコ出てきてなかなか始められなかったり。
### 設定が複雑
カスタマイズ出来る幅が多い分、どこで何が設定できるのかがわかりづらかったです。
キーカスタマイズはたどり着くまでの階層もっと浅くてもいいような。
### 変換区切りが見えない
アプリケーション側との相性か、たまに背景色と同化して変換の区切りがわからなくなることがあります。
Google日本語入力だと今まで問題なかったので、この現象に遭遇すると結構つらいです。
テーマの辺はいじってみても変化なしでした。
### ベーシック版は月額契約のみ
面倒なので年間契約で申し込みたかったのですが、ベーシック版は月額のみでした。
プレミアムだと辞書や翻訳・校正が強化されるみたいです。
## 結論
使ってみた結論としては、継続して(課金して) ATOK を利用してみることにしました。
300円で文章作成が効率化できるのであれば割とありな気がしてます。
もうすぐ2020年度版も出るみたいなので、もっと賢くなってくれればいうことないですね。
## 追記: リフレッシュナビ
![](https://kimihiro-n.appspot.com:/photo/show/1578571791647192107.jpg)
このブログ書き終えてしばらくしたらこんな画面が…。
タイプミスとか作業時間とか加味して休憩勧めてくれるみたいです。
定期的な休憩最近大事だなと思ってるのでこれは結構ありがたい機能。